獅子舞とは、1世紀ごろ後漢時代の中国大陸が発祥とされ、日本も奈良時代ごろの唐王朝の時代に伝わったとみられている伝統芸能。
中国現在で演じられる形は獅子頭と前足に1人、後ろ足と背中に1人の2人と楽団で構成されていて、旧正月や商店の開店祝いなどの祝いで「招福駆邪」としてよく演じられる。
この作品は、獅子舞を夢見る少年たちの物語を語られている…
両親が出稼ぎしていて広東の田舎に住む少年・阿娟が獅子を舞うことを夢見て、不思議な縁で師匠と出会い、仲間と獅子舞チームを結成し、貧弱な野良猫からライオンに成長する、奇跡を起こす熱血の物語を描いている。
チュン(阿娟・劉家娟)
中国の南に位置する広東の田舎で暮らす少年。家は貧乏で、両親は長年都会の広州で出稼ぎしていた。ある日、自分と同じ名前に「娟(チュン)」が付く獅子舞の演者の女の子と出会い、憧れて獅子舞の世界に入り込んだ。獅子頭と前足を担当する「獅頭」である。
マオ(阿猫・劉福軍)
チュンの友人、かわいい女の子を目当てにチュンの誘いで獅子舞チームを参加。獅子の後ろ足と背中を担当する「獅尾」である。
ゴウ(阿狗・劉志雄)
マオの知り合い、ぽっちゃり体型で食いしん坊。腕力に自信があり、太鼓演奏を担当する。
チャン(阿強・謝国強)
チュンたちが住む町で塩漬けにした干物魚の店を経営する中年男性。若い頃では町いちばんの踊り手で、機縁があってチュンたちの師匠となった。
チェン(阿珍・徐慧珍)
チャンの妻。獅子舞の演者では生計に立てないから反対しているに見えたが、裏ではひそかに夫の夢を応援している。
チュン(阿娟・許娟然)
都会の広州に住む獅子舞の演者、獅子舞大会の広報大使も務める。偶然に田舎の獅子舞イベントで腕を披露し、自分と同じ名前に「娟(チュン)」が付く男の子のチュンと知り合った。
チュン
マオ
ゴウ
チャン
チェン
チュン
地域 | 劇場 | 上映日 |
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東京 | グランドシネマサンシャイン池袋 | 3/25 ~ 3/31 |
地域 | 劇場 | 上映日 |
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東京 | シネマート新宿 | 4/15 ~ 4/21 |
東京 | 下北沢トリウッド | 6/4 ~ 6/17 |
大阪 | シネマート心斎橋 | 6/24 ~ 6/30 |